- さばく
- I
さばく【佐幕】〔「佐」は助ける意〕幕末, 勤王・倒幕の思想に反対し, 江戸幕府の存続を支持したこと。IIさばく【捌く】※一※ (動カ五[四])(1)入り乱れたりからんだりしているものを解きほぐす。
「裾を~・く」「(相撲デ)さがりを~・いて仕切りにはいる」
(2)鳥・魚などを切り分ける。 解体する。「鰹(カツオ)を~・く」
(3)扱いにくいものをうまく扱う。 また, 道具などを使いこなす。「馬の手綱を巧みに~・く」「飛車をうまく~・く」「包丁を~・く」
(4)物事を手際よく処理する。「山のような仕事を一人で~・く」
(5)商品を売り尽くす。「在庫を~・く」
(6)目立つように振る舞う。「何事にも~・きたがつて出過ぎる故/洒落本・傾城買四十八手」
〔「さばける」に対する他動詞〕‖可能‖ さばける※二※ (動カ下二)⇒ さばけるIIIさばく【砂漠・沙漠】熱帯・温帯の大陸で, 年降雨量200ミリメートル以下の乾燥地帯にできる荒原。 土壌が発達せず耐乾性の強いキク科植物や, サボテンなどが疎生する。 乾荒原。 サハラ砂漠・ゴビ砂漠・カラハリ砂漠など。IVさばく【裁く】〔「捌く」と同源〕善悪・理非の判断をする。 (裁判官が)判決を下す。「公平に~・く」「検断出て~・く/狂言・茶ぐり(天正本)」
‖可能‖ さばける
Japanese explanatory dictionaries. 2013.